今日は、お得意様が事業を行うにあたって資金が必要となり、お付き合いのある銀行の方と三者で話し合いをしました。
いまさらですが、何をするにもお金は必要です。チョコを買うのも、家を買うのも、映画館で映画を見るにもお金がかかります。お金があれば大抵の事は出来ます。だから、皆もそうですし、私もそうですがお金が嫌いな人はあまりいないと思います。
ただ、日々の生活を送っていると、どうしてもお金を中心にものごと考えてしまいがちになります。何かを決めるときにお金がかからない方を選ぶとか、お金が増えそうだからこっちを選ぶ等、お金を中心に考えてしまう事が多いと思います。
ただ、何度か事業に携わっていくうちに自分の中で少しずつお金に対する考え方が変わりました。
この方がお客様が喜ぶんじゃないか？　ここに手摺があればご高齢の方は助かるんじゃないか？　ここに光をあてると雰囲気がよくなるんじゃないか？
そのためにお金を使おうと。
あくまでお金は道具です。ドアを開けるためのカギみたいなもので、ドアを開けるのが目的でお金は道具です。もちろん収支をきちんと考えるのは当たり前ですが、お金は目的ではないと思う。お金を無駄に使う必要はありませんが、それが事業の目的の為ならば使うべきです。それに、絶対的に成功する事業なんてありえないし、あるなら皆やってます。自分が描いた事業を信じて、その事業のおかげで喜んで頂ける方達の笑顔を思い浮かべて、前に進むしかないな・・・なんて考えながら運転していました。

あみだ堂　能呂慎太郎