社長日記

2020.04.07
知識と認識の違い

私は知識と認識の違いをこう考えます。
認識とは物事の本質を理解する事です。
商品やサービスを説明するにあたって、「知識」が必要な事は当たり前です。しかし、知識はあくまで情報であり、そこに人の解釈が織り込まれて初めて「認識」になると思います。
お仏壇を考えてみます。
仏壇の材質・大きさ・金額・宗派のきまりなどはただの「知識」です。ただこの知識(情報)を正しく「認識」していないと絶対にお客様に伝わらないと思う。
例えばお仏壇の大きさを考えてみます。
〇㎝×〇㎝×〇㎝ ←これは知識(情報)です。 それに対し、お仏壇の大きさに対しての私の認識は数点あります。
先ず設置場所に対しての大きさの認識。お客様の生活スタイルに対しての大きさの認識。お客様のステータス観に対しての大きさの認識など、大きさ一つとっても何点かの認識があります。
商談の中でお客様と認識を共有しないとお客様との間に不協和音が生じます。

お客様の情報や状況を頭の中で整理して正しく認識し、それを自分の知識と結び付けて一番最適なご提案をする事が商談成立に結び付くのではないでしょうか。
私も、契約を決めたい気持ちが高ぶり過ぎるとつい知識ばかりの話をしがちなところがあるので、初心にかえりこの事を思い出したいと思います。

あみだ堂 能呂慎太郎

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