2020.04.13
~車の中でかくれてキスをしよう~
今日、中央区のお寺様での打ち合わせを終えて、高速道路で会社に戻る途中、ラジオから懐かしい曲が流れた。
ミスターチルドレンさんの隠れた名曲「車の中でかくれてキスをしよう」
私がこの曲をリアルタイムで聞いていたのは中学生時代。その頃はただただ実感のわかない大人の世界だなぁという印象でした。当たり前ですが車すら持っていないので、実感などわくはずもありません。
久しぶりに聞くと、気持ち悪いくらい歌詞が頭の中に入ってきて色んな事を考えました。
そもそもなぜ‟かくれる”必要があるのか?
「もう二人は子どもじゃない。 だけど、いたずらにただ傷ついてゆくだけ。抱きしめてもすり抜けてゆく君のその心を閉じ込めていたい」「誰もいない月の浮かぶプールにしのびこんで波を立てる君。震えている青ざめた唇を僕に見せて笑い転げてる」「車の中でかくれてキスをしよう、誰にも見つからないように。君は泣いてるの?細い肩が震えている」
かなり複雑な状況ですよね。
‟もう二人は子どもじゃない。いたずらに傷ついてゆくだけ”の歌詞は理解出来ます。本気で相手を好きになると、その想いが強くなれば強くなるほど、反比例するかのように些細な事でお互い傷つきます。ただ、次の歌詞に‟抱きしめてもすり抜けてゆく君の心を閉じ込めていたい”の一節を見ると、この歌に登場している男の人は、この女の人が誰かに取られてしまうんじゃないかと心配しています。
そう考えると、‟想い”のパワーバランスは女の人が上のはずなのに、女の人の方が細い肩を震わせて泣いている?
状況を考えると、泣きたいのは男の方じゃないだろうか?
もう少し考えました。
先ず、この女の人は、本当はこの男の事が一番好きなんだけど、この男と一緒になれない事情があり、そのことを男に伝えていない事で、この男に対し後ろめたい気持ちがある中やさしくキスされてしまったことで泣いてしまった。
しかしこの男は、実はこの女の人の事情を全て知っていて、二人の関係がそう長くないに気付いている。そんな中デート中に夜のプールにしのびこみ、笑顔で遊んでいる彼女を見ている・・・。
そう考えると、パワーバランスは男の方が上に思える。この男の方が‟大人”だ。
男と女の関係って複雑ですよね。
この歌に出てくる二人も、互いを傷つけたくないがために、嘘をついてる。でも現実世界でもこういう状況って多いですよね。
そんな勝手な事を考えながら運転していました。
中学生時代はなんとも思わなかった歌が、大人になって聞くとまた違って聞こえました。
それでは
あみだ堂 能呂慎太郎
ミスターチルドレンさんの隠れた名曲「車の中でかくれてキスをしよう」
私がこの曲をリアルタイムで聞いていたのは中学生時代。その頃はただただ実感のわかない大人の世界だなぁという印象でした。当たり前ですが車すら持っていないので、実感などわくはずもありません。
久しぶりに聞くと、気持ち悪いくらい歌詞が頭の中に入ってきて色んな事を考えました。
そもそもなぜ‟かくれる”必要があるのか?
「もう二人は子どもじゃない。 だけど、いたずらにただ傷ついてゆくだけ。抱きしめてもすり抜けてゆく君のその心を閉じ込めていたい」「誰もいない月の浮かぶプールにしのびこんで波を立てる君。震えている青ざめた唇を僕に見せて笑い転げてる」「車の中でかくれてキスをしよう、誰にも見つからないように。君は泣いてるの?細い肩が震えている」
かなり複雑な状況ですよね。
‟もう二人は子どもじゃない。いたずらに傷ついてゆくだけ”の歌詞は理解出来ます。本気で相手を好きになると、その想いが強くなれば強くなるほど、反比例するかのように些細な事でお互い傷つきます。ただ、次の歌詞に‟抱きしめてもすり抜けてゆく君の心を閉じ込めていたい”の一節を見ると、この歌に登場している男の人は、この女の人が誰かに取られてしまうんじゃないかと心配しています。
そう考えると、‟想い”のパワーバランスは女の人が上のはずなのに、女の人の方が細い肩を震わせて泣いている?
状況を考えると、泣きたいのは男の方じゃないだろうか?
もう少し考えました。
先ず、この女の人は、本当はこの男の事が一番好きなんだけど、この男と一緒になれない事情があり、そのことを男に伝えていない事で、この男に対し後ろめたい気持ちがある中やさしくキスされてしまったことで泣いてしまった。
しかしこの男は、実はこの女の人の事情を全て知っていて、二人の関係がそう長くないに気付いている。そんな中デート中に夜のプールにしのびこみ、笑顔で遊んでいる彼女を見ている・・・。
そう考えると、パワーバランスは男の方が上に思える。この男の方が‟大人”だ。
男と女の関係って複雑ですよね。
この歌に出てくる二人も、互いを傷つけたくないがために、嘘をついてる。でも現実世界でもこういう状況って多いですよね。
そんな勝手な事を考えながら運転していました。
中学生時代はなんとも思わなかった歌が、大人になって聞くとまた違って聞こえました。
それでは
あみだ堂 能呂慎太郎