不良を考える。
不良とは→やってはいけない事をやる人達。と仮定すると。。。

例えば、学生時代。校則で茶髪がOKだとしたら不良は茶髪にするだろうか？
例えば、たばこを吸うのがOKだとしたら不良はたばこを吸うだろうか？
もし仮に上記の環境下で上記の行為がなされたとしても、周りが彼らを不良とは見ないでしょう。「普通」の事だから。
本人も周りも、「普通」があってこその‟不良”なのです。
でも世の中にはこの「普通」を盾に正義を振りかざす輩が多くいます。「普通」とか「常識」というものは非常に曖昧で不確定なものです。
例えば、日常生活で人を殺す事は有無も言わさずダメな事です。しかし、戦争中の戦場であれば「普通」の事です。
例えば、マリファナの使用は、日本では犯罪ですが、オランダでは合法なので「普通」の事です。
例えば、昔の日本は女性に選挙権はありませんでしたが、今は男女ともに選挙権があるので、男女とも選挙で投票することは「普通」の事です。
・・・などなど。

何が言いたいかというと「普通」は「普通」では無いのです。
それを踏まえた上で「普通」を振りかざしてもらいたい。
「普通」「常識」「世間」などを気にし過ぎると世の中の普遍的なものに気付けなくなると思います。

結論を言うと‟不良”を作っているのは周りの人達なんです。
くどいですが「普通」なんて無いんです。
もし百歩譲って彼らを怒るのであれば、「普通」との比較ではなく、その‟行為”自体を怒るべきです。

人生はあっという間に終わってしまいます。周りからどう言われようと自分の信じた人生を歩むべきです。
何故なら人生は一度しか無いから。

それでは

あみだ堂　能呂慎太郎