社長日記

2020.04.22
真田幸村を想う

新型コロナウィルスの影響が日に日に強くなってきました。増え続ける感染者とそれに伴う死亡者。そして感染防止のための自粛による経済的ダメージ。
以前も書きましたが、資本主義社会において、経済活動と生存は同義語です。
極論を言うと、経済活動が停滞した影響での自殺者の数が、感染者の死亡者数を上回った場合、これ以上に無い「本末転倒」です。しかしこれの判断は神様でも難しいでしょう。
今、本当の意味での「生存」を考えさせられます。

‟命”(経済活動)をかけて健康(人間的な生活)を求めるか、健康(人間的な生活)を捨てて‟命”を守るか。

きっと誰もこの判断を出来る権利を持っている人はいないでしょう。個々の判断だと思います。
私はこの‟健康”は‟プライド”に比喩する事も出来ると思います。

・・・安土桃山時代の有名な武将、真田幸村は徳川家康から再三、好条件を出されても豊臣家を裏切らなかった。幸村の最後の戦 大阪夏の陣。徳川方に寝返れば信濃一国をもらえたはずなのにそれを断った。そして、死を覚悟して家康本陣に突撃し命果てた。
・・プライド。
人間の生きる意味はそんなに単純では無いと思います。

あみだ堂 能呂慎太郎

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