社長日記

2020.06.22
アフリカに行こう!! ①

学生時代の思い出・・・

それは友人F君とのひょんな会話から始まりました。

「なぁアフリカに行かないか!?」

F君は二言返事で了承してくれて、すぐに旅行会社に確認をとり、旅程を考えました。
そして日本と欧州とアフリカを回る事に決めました。
色々あり、結局は欧州がメインになってしまいましたが、一歩でも良いからアフリカ大陸に上陸する夢は捨てませんでした。

後日飛行機のチケットは取れましたが、その順路の悪い事といったら・・・。
何せ格安チケットだったため内容はキャンセルの繋ぎ合わせ。
最初の目的地 ポルトガルまで 千歳→香港→ロンドン→ポルトガル
それぞれのトランジットでの待ち時間も5時間、6時間は当たり前。ポルトガルに着いた時にはもうヘトヘトでした。
ただ一つ嬉しかった思い出は、千歳→香港(キャセイパシフィック航空)での出来事ですが、航空会社のミスでオーバーブッキングになっていて、何と僕たちはエコノミークラスからビジネスクラスに格上げになりました。
大きなシートに案内され、もちろんサラダ用のフォークは冷えている。それに何と言ってもシャンパンが飲み放題。
調子にのってシャンパンを飲み過ぎた僕たちは、香港に着いた時にはかなりでき上っていました。
F君の荷物がロンドンに取り残されるアクシデントがありましたが何とか最初の目的地ポルトガルはリスボンに到着しました。

僕はそこで生まれて初めて‟大西洋”を見ました。。

リスボンで一泊した僕らはバスに乗り次の目的地スペインの南端アルヘシラスを目指しました。
アルへシラスを目指した理由はアフリカ(モロッコ)行きのフェリーが出ているからです。
アルヘシラスに到着し雨で1日足止めはくらいましたが次の日にフェリーは無事出航し、僕たちはジブラルタル海峡を渡り念願のアフリカ大陸に上陸する事が出来ました。
そこで僕達は「夢のアフリカ大陸上陸記念」にと祝杯をあげようとしましたが、なんとモロッコはイスラム教の国なため、まさかの飲酒禁止。
それでもあきらめきれない僕たちは血眼になってお酒を探し何とかビールを買う事に成功し、こっそり、いや、たっぷり飲み、満天の星空の中深い眠りにつきました。

モロッコでは変な買い物をしたのを覚えています。
露店のおじさんにつかまり、半ば強引にアフリカの‟ベルベル民族”の男が持つという剣を買わされました。
買わされたとは言いましたが、本心はちょっとカッコいいと思っていました。・・が、これをどうやって日本まで持ち帰るかまでは考えていませんでした。多分見つかったらマズイ事になりそうと徐々に不安になっていったのを覚えています。

モロッコを堪能した僕らは再びフェリーでスペインに戻り次の目的地バルセロナに向かいました。

・・・次号に続く

あみだ堂 能呂慎太郎



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