社長日記

2020.07.02
本気で人を愛したことの無い人間は大人とは認めない

生きている中で、人を愛するってすごい事だと思いませんか?
ある瞬間から何十億人いる中でたった一人だけが特別な存在になるんですよ。
動物学的には単なる繁殖活動の一部なのかも知れませんが、それを冷静に理解できる人は少ないでしょう。

こんなに多くの人間がいるのに‟その人”じゃなきゃだめになるという不思議さ。
そして、誰かを愛すると、煩わしい事や色んな感情に振り回される事を知っているのに、何度も繰り返す不思議さ。
これ以上に無いくらいの幸福感に満たされる時もあれば、生きる気力もなくなるくらいの悲愴感に苛まれる時もあります。でもこれって仕事と似ていませんか?要は「リスク」です。
リスクを恐れていては絶対に成功しないという事です。
「傷つきたくないから人を愛したくない」 = 「失敗したくないから新しい仕事に挑戦しない」

リスクのない人生なんてあり得えない。
恋愛であっても仕事であっても、それを恐れていたら何も出来ません。

それに、人を愛し、他人と関係をもつ事で人間は必ず成長します。
愛する人が出来ると様々な悩みが出てきます。
自分の思い通りにはいかない事や、ちょっとした言葉の間違いでその人を傷つけてしまったり。
また、自分の中の醜い部分に気付いたり、逆に自分の知らない長所に気付いたり・・・。

どうしたら自分の思いが伝わるか。どうしたらその人に喜んでもらえるか。
視点が全部相手側になる。
これも仕事と似ていませんか?

どうしたらお客様に喜んでもらえるか。どうしたらお客様に商品の良さを伝えられるか・・・・。

なんにせよ、自分以外の誰かと時間や感情を共有する事の幸福感を求めずに生きる人生観には魅力を感じません。
本当の意味での‟大人”と‟小人”の違いはここではないでしょうか。
幸せを感じた瞬間に生まれてきた意味が分かります。
様々な価値観があるとは思いますが、これは普遍的なものだと思います。
明日もまた幸せな一日を送れるように頑張ろうと思います。
それでは。

あみだ堂 能呂慎太郎


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